« 56..<団塊世代へのエール⑤>団塊世代の若き日に     | トップページ | 58.チョムスキーの発言     »

57.国際情勢に材を採った面白いCM

『読み解く 国際情勢』 酒井啓子(東京外国語大学大学院教授) <朝日新聞07/07/28()朝刊・別紙>

 最近、お気に入りのCMがある<編集者注:観月ありさ 世界の通貨篇 (approx. 07)のこと>。国連総会みたいな場で、中国代表と米代表が自国の通貨を主張して、「元!」「ドル!」とやり合っている。英代表が「ポンド!」と叫ぶと、インドが「ルビー!」と叫び、ヨーロッパ各国は肩を組んで「ユーロ!」と踊る。

 料理の出前をどの国・地域の通貨で払うかという設定なのだが、米中関係、旧植民地と宗主国の関係などをうまく表していて、なかなか面白い。

 だが、私が一番注目したのは、出前の料理が並べられたその位置。よく見ると、アラブの白い服とスカーフを被った、サウジアラビアらしい代表の前に料理が置かれていて、サウジ代表(たぶん)が米国や中国、英国の激論を横目に、黙々と隣の席に料理を回している。で、隣の代表はなんとなく、パキスタンかインドネシア代表かしらという姿。反対側には「アルゼンチン」の名札も見える。

 ううむ、これって、オイルマネーを背景にサウジが途上国に援助をばらまいている、的な構造か?産油国の第三世界への連帯か、はたまた、イスラム・ネッワークへの国際的支援?

 ・・・・・

« 56..<団塊世代へのエール⑤>団塊世代の若き日に     | トップページ | 58.チョムスキーの発言     »

無料ブログはココログ