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37.<必修科目の未履修問題②>学習指導要領が学校混乱(強要、対する反乱)をもたらす元凶!

 全国の高校で必履修科目である「総合学習」の実施状況を調査してみれば愕然とするだろう(実施校はごくわずか!世界史・情報履修漏れなど目じゃない)。かつて、学習指導要領は「必修クラブ」(全員にクラブ活動をやらせるというもの)なるものを強要して学校混乱をもたらした前科あり!(編集人注)

    朝日新聞 06/11/2()夕刊「窓」

高校教師の悲鳴

 土曜を休日とし、週当たりの標準授業時間を2時間減らす。新たに総合学習の時間を設ける。そんな内容の新学習指導要領が公表されたのは99年春だった。

 翌年の秋、国立大学協会はセンター試験で5教科7科目の義務づけを提言した。それまで3教科、4教科だけの学部もあったから、かなりの負担増である。

 このころから、高校の進路指導教諭を対象にした『大学ランキング』(朝日新聞杜刊)のアンケートには、悲鳴にも似た回答が目立つようになった。

「授業をカットしておきながら、入試科科目を増やす。矛盾(むじゅん)する方針に、現揚は大混乱を起こしている」

 「土曜も授業ができる私立の中高一貫校が全盛になるだろう。公立校つぶしを狙っているのか。先が真っ暗だ」「私立に通えない生徒は、ますます不利になる。貧富の格差が広がる改訂(かいてい)だ」

 私立校からは、学習指導要領に挑戦(ちょうせん)するかのような意見も寄せられた。

 「学力破壊につながる暴挙である。学習指導要領にとらわれることなく、必要なことがらは教えるべきだ」

 「進学校ではすでに、総合学習と情報の時間を、いかに読み替えて受験指導に当てるか、という発想に傾いている」

 高校の「総合学習」新設の賛否を問うた結果、賛成はわずか7%だった。

 必修漏れは高校の反乱であり、起きるべくして起きた。回答を読み直して、そんな思いを禁じ得ない。〈清水建宇〉

 (文中の太字は文引用者が強調のためにそうしたものです。)

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