12.裏切られた革命-明治維新
「維新」に裏切られた者たち 岡庭昇
・・・・・・明治維新を実行したものは、最初は革命を称したが、そのさなかですぐ専制に転じた。・・・・・・幕末の坂本龍馬から戊辰戦役の赤報隊まで、明治御一新をまっとうに民衆の解放ととらえたもの切り捨てられ、「味方」からテロを受けることになった。・・・・・・かくて独裁と私利私欲に満ちた、暗い専制体制が近代を僭称したのである。
国文学者・前田愛は、名著『幻影の明治』において、裏切られた明治革命をいまいちど遡(さかのぼ)り直そうとしたところに自由民権運動の本来の情念があったと喝破した。・・・・・・・
(おかにわ・のぼる/文藝評論家)
サンデー毎日 06.2.5「サンデーらいぶらりぃ」<『梟首の島(上・下)』(坂東眞砂子/講談社)書評>
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